これまでは「Cメジャー・スケール」についてのイヤートレーニングと説明を行ってきました。
ここからは「Cマイナー・スケール」についてのイヤートレーニングと説明を行って行きます。
「Cマイナー・スケール」は「C音、D音、E♭音、F音、G音、A♭音、B♭音」で構成されています。
“Cマイナー・スケール” by GEOPHONIC最初のイヤートレーニングは「C音、D音、E♭音」の三音に絞ってみましょう。
鳴っていた音を五線上に書き表すと、音符は以下の場所に位置しています。
“C音、D音、E♭音” by GEOPHONIC「C音とE♭音」を度数で捉えると「Ⅰ・♭Ⅲ」にあたります。また、「C音とE♭音」の音程を「短3度」と言います。
“短3度” by GEOPHONIC
「C音とE音」が「Ⅰ・Ⅲ」だったのに対し、「E音」に「♭」が付けられて半音低くなっていることから「E♭音」を「♭Ⅲ」と表します。
また「C音とE音」の「長3度」と比較すると、「C音とE♭音」は半音狭くなっています。この音程を「短3度」と言います。
ここで改めて「C音・D音・E音」の3音と聴き比べてみましょう。
「長3度」と「短3度」の違いを聞き分けられましたか?
次回をお楽しみに♪